2005年10月01日

Mr.Children「I LOVE(ハートマーク) U」レビュー

ちょっと遅くなりましたが、発売から2週間弱。
しっかりと聴き込みました!
アイラブユー.jpgあ、本題に入る前にあの読みにくい歌詞カードについて。
確かに面白いことは面白いんですけど、僕はやっぱり普通に読める方がいいかなと思います。
そもそも僕がミスチルに求めているものの比率で、歌詞って言うのはかなり大きいので。
まあそう何度も歌詞をジックリと見ながら聴くってわけではないんですけどね。

さて、今作の第一印象。『地味』。
いやぁ、ホントに第一印象は最悪でした(笑)
どうしようかと思ったものですが、何度か聴いているうちにやっぱりミスチルだったと。
それどころか今ではかなり好きな作品になりつつあります。

まずはシングル曲。個人的に「ランニングハイ」が若干浮いている気はしますが、
他の3曲はいい感じにアルバムのコンセプトに沿っているかなという感じです。
特に「and I love you」はいいですね。前から好きではありましたが、
このアルバムで聴くとますますいいです。さらに好きになった感じです。
「Sign」も分かってはいたけど名曲ですよ。
この「and I love you」と「Sign」という、ミスチルの歴代の曲の中でも、
僕の中でかなり上位に位置する2曲があるというだけで、このアルバムは意味があります。
数多いミスチルのアルバムの中でも特別な存在になっていくことでしょう。
それと今回アルバムに収録されて見直したのが「未来」。
正直、シングル「四次元」で聴いていた頃には、良い曲だとは思いつつも、
もう一つパンチ不足な気がしていたんですよ。
それがですね、このアルバムの中ではなんとも言えない存在感を放っています。
今まではパンチ不足というか中途半端な印象を抱かせていた爽やかさっていうのが、
アルバム曲「Worlds end」と「Monster」という濃い2曲の後と言うことで、
非常に活きてきています。かなりシングル時とアルバムで印象の変わった一曲です。

そしてアルバム曲。曲順に行きましょうか。

「Worlds end」
この曲は今回のアルバムのメインとなる曲で、
発売前からプロモがあちこちで流されていたりと、かなり耳にしていた曲でした。
位置づけとしては前々作の「蘇生」前作の「PADDLE」ってとこでしょうか。
さすがに僕の中で殿堂入りな「PADDLE」には勝てませんが、それでもかなりの力作です。
凄みっていう意味では「蘇生」や「PADDLE」よりも上かもしれません。

「Monster」
印象的なベース音からはじまる怪しい曲ですね(笑)
しかし、僕はこういう一癖二癖あるミスチルの曲は大好きです。
「LOVEはじめました」級?もしくはそれ以上ですかね。
『Knock Knock』から始まるサビがとても印象的でかっこいいです。

「僕らの音」
今作の中でも1・2を争うくらいに好きな曲。
ちなみにこういう曲を最初『地味』だと思ってしまったから第一印象が悪かったんです。
正直言って全然派手さはないんですけど、聴くうちに味が出てきますね。
『恋するだけの阿呆になる』っていうフレーズがとても好きです。

「靴ひも」
これまたいい曲ですね。「僕らの音」と同じく派手さはないですが。
『あぁ 一秒(一瞬)でも早く君の待つ場所へ』このフレーズがいいです。
「靴ひも」っていう曲名を知った時、どんな曲か想像できなかったんですが、
こういう使い方があったよなと、納得というか感心した曲です(笑)

「CANDY」
これまた地味系です(笑)しかし、聴けば聴くほどにいいですよ。
片想いの曲ですよね。なんかその辺がまさに「CANDY」って感じです。
なんか恋愛ものの映画とかドラマ主題歌にしたい感じですね。
そうでもないですか?(笑)

「Door」
この曲は面白いですね。シャウトしている桜井さんがいいですねぇ。
曲の構成は手拍子とギターに合わせて桜井さんが歌っているだけです(笑)
非常にシンプルなんですけど、なんか好きですね。この曲。
『管理人』のくだりが面白いですね。

「跳べ」
Aメロのだるい桜井さんの歌唱もかっこいいと思ってしまう僕は、
すでに桜井病でしょうか?(笑)かっこいいですよね?実際のところ。
あと、バックコーラスの『離陸せよ』がメチャクチャ好きです。
ちょっとマニアックですが(笑)
1・2を争っているもう一曲はこの曲です。
前作の『天頂バス』な位置づけな気がしますが、それを超えました。
最高です。この曲。

「隔たり」
『たった0.05ミリ 合成ゴムの隔たりを』という、フレーズから始まるこの曲。
このフレーズ以外にもちらほらと印象的なフレーズが多いです。
ピアノの音色がメインのシンプルな構成も結構好きですね。

「潜水」
『あぁ 生きてるって感じ』ここが来ましたね。
プールの潜水は分かりませんが、ビールのくだりはねぇ、まさにって感じですよ(笑)
桜井さんの詞って『そうそう』って言いたくなるようなことが多くて、
この曲なんてホントそうでした。
最後の『らららら・・・』も全然しつこい感じもしなくて良かったですよ。

全体的にサラッと聴ける聴き易さを持ちつつ、それでいて歌詞は深いという、
そんな2段構えなこのアルバム。
でもぜひとも歌詞をしっかり堪能して欲しいですね。
そのためには歌詞カードは普通に書いて欲しかったですが・・・まあそれはいいでしょう。
僕の中で『It's a wonderful world』と『シフクノオト』っていうのは、
なんとなくセットと言うか似たイメージのアルバムだったんですけど、
今回のこのアルバムはイメージを一変したなという印象です。
もちろん同じところに居続けるのはミスチルらしくないし、いい傾向だと思います。
長く楽しめそうなアルバムです。

評価:★★★★☆

posted by toproad at 23:35| Comment(2) | TrackBack(0) | CD/DVD等 レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お久しぶりです。
ミスチルの『I ♥ U』はスルメアルバムの典型ですね。実は私も最初聴いたときは「う〜ん・・・・」と首を捻りながら聴いてたのですが、何度も繰り返し聴いていくうちに、アルバムの世界に夢中になってました!アルバムオリジナル曲では『Worlds end』『Monster』『CANDY』『跳べ』『隔たり』がツボにきました!既出曲の『未来』『and I love you』『Sign』もアルバムの中に入っても圧倒的な存在感を誇ってますね。シングル曲が核になって、アルバムオリジナル曲が様々な彩りを添えてますね!私的には今年リリースされたアルバムの中で一番のお気に入りになりそうです!!
Posted by at 2005年10月02日 22:21
最初の印象は「う〜ん」な人が多いみたいですね(笑)そういう意味では「Q」に近いかななんて思ってますが。
でも最初の印象がイマイチだった「Q」は今ではミスチル作品の中でも1・2を争うくらいに好きですし、この作品もそうなっていく予感がします。
僕としては今年の1位を争うのは間違いなさそうですが、麻衣ちゃん、しおりん、上木彩矢ちゃんのアルバムと敵は多いです。
ここ1ヶ月くらいはホントにアルバムが濃かったです。はい。
Posted by toproad at 2005年10月03日 23:24
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